こんにちは、ウマ駄です
FXでトレードするときに損切り注文を入れることにより急な暴落で損失を減らすことができますが、損切りされたところでトレンドが変わり、保有していたらプラスだったということもあるでしょう。
けれど損切りしないと一撃の暴落でコツコツ貯めていった資金を失うどころか、追証まで求められるケースも・・・なので損切り注文で大切なことを解説します。
そこでFXを始めてよく目にするチャートの動きがレンジ相場です。大きな変動をすることなく高値と安値のサポートライン内を上下します。
レンジ相場が起きている場合、高値や安値付近でロウソク足の跳ね返りがよく起き、なかなか突破しないことが多い。レジスタンスラインでサポートされやすいということです。
相場が変わりにくいことで大きな利益を得にくいが、全体の70%以上がレンジ相場の可能性が高いので損切り戦略とレンジ相場のトレードについて解説します。
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%から読み取る
損切りの%と利益の%のラインを決めるということです。
損切りを例えば資金の2%に予約注文を設定し、5回の損切り確定をする。計10%損切りになる。
利益を資金の4%に設定し、3回の利益確定で12%なので資金はプラスになるという考え方です。
利益金額と損失金額だけでエントリーポイントと決済ポイントを決めるとトレードは上手くいかないので気を付けてください。
相場状況やレジスタンスラインにも注意が必要です。その為に現在はどのような相場なのかをしっかり見極めてトレードのタイミングを計ることが重要です。
損切りが続きすぎないようにエントリーポイントを見極めていかないと、この方法は成り立たないので注意しましょう。
損を受け入れる
先ほどの%からの読み取りもそうですが損切り後に相場が変わり、切らなければ利益確定できていた場合もあると考えたりするので難しいところですが、戻ってくるのにかなりの時間がかかったり、このままトレンド方向に流れたり、暴落したらロスカットになって積み上げていた資金が一気になくなる可能性があるので損切り注文でそのときの損を受け入れることが重要です。
自分の考える相場に反した場合でも負けを潔く認めるということです。負けを認めないと反転するだろうと考えてしまい、そのまま相場が進み損失も大幅に膨れる可能性があります。
少ない損失でトレードすることと、損失よりも多い利益確定でトレードすることを心掛けましょう。
勝率より証拠金維持率を上げる為に
トレードの結果負けの回数よりも勝ち負けの合計pip数がプラスになるようなトレードなら成功でしょう。マイナスの決済が多くても損失率よりも利益幅が多いので証拠金を増やすことができます。
負けを認め、小さな損失で損切りラインを入れることが重要で、直近のサポートラインやレジスタンスラインで反転予想をしますが、そこでの騙しの可能性もあるので比率を決めます。
私の場合は証拠金に対して2%の損切りラインを決めてレジスタンスラインを意識し 利益2:損失1の割合で考えて、そこから近いところの高値と安値ラインの少し超えたところで損切り注文する。この考えだと損切りラインが近くなるのでレバレッジのかけすぎないようにしましょう。
損切りポイントがわかってきたら次はレンジ相場での手法です。
レンジ相場でのエントリーポイント
ブレイクラインの超え方
レンジ相場においてサポートラインをブレイクアウトしたときが基本のエントリーポイントです。
ブレイクライン付近で損切り注文と新規エントリーが合わさり、拮抗しますがサポートラインを大きく抜ける可能性があります。私の場合は1分足から2時間足を確認し、突破したらトレンド方向へ、跳ね返りが起きるなら反対方向へエントリーします。1分足だけみると稀に騙しがあって戻ってくるので他の足も確認してからエントリーしましょう。
初心者の場合
初心者はレンジ相場では、なかなか利益が出しにくいです。トレンドに乗ったと勘違いし、エントリーしていた方向と流れが変わり小さな損切りを繰り返してしまいます。エントリー決済の繰り返しを私もやり始めはよくやりました。
レンジ相場ではラインでの跳ね返りが多いので相場が読みにくいです。初心者はあまりエントリーしないほうがいいと思います。大きなトレンドがきたら順張りでエントリーしましょう。
時間と流れとライン
チャートの動きをみながらラインを引き、どこが抵抗線でどこが支持線かを見極め、時間ごとのサポートラインを見て判断するといいでしょう。
サポートラインを割ったら急にトレンドに変わる可能性もあるので必ず損切り注文を入れるようにしましょう。
まとめ
・損切りと利益確定は資金に対しての%を決める
・ロスカットにならないように損切り注文を入れ、負けを受け入れましょう
・利益確定ごの勝ち負けの回数よりもトータルで何pips取れたかが重要なので注文するときは比率を決める
・レンジ相場ではブレイクライン付近ではどちらに傾くかを判断してエントリーする
FXですべて勝とうという考えは捨てなければなりません。資金が一気に2倍、3倍になる投資ではないので少しずつ勝ち負けを繰り返しながらプラスに持っていけるようにしましょう。
その為には損切り注文の幅を決め、むやみに何回もエントリーはせず、エントリーポイントもぶれないようにするのが重要です。
ウマ駄
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